【はじめに】
美容オイルの選び方、
「保湿力が高いと書いてあったのに、実際使ったらあまり効果が感じられなかった。。。」というような、経験はありませんか?
実は、保湿オイルには「脂肪酸組成」という大事な要素があり、
それが、オイルの効果・効能を決めていているので、
「脂肪酸組成」の特徴がわかれば、商品説明に頼らず、
あなたの肌質に合うオイルかどうかを見分けることができるんです!
今日はその脂肪酸組成の詳細と、
Girls, be Ambitiousの「モリンガオイル」と「ココナッツオイル」について、
脂肪酸組成を元にその効果や選び方を完全解説します!
【第1章】美容オイルの効果は脂肪酸組成で決まる!
脂肪酸組成とは?
美容オイルに含まれる脂肪酸の比率によって、自ずとその効果も変わります。
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飽和脂肪酸 (例: ラウリン酸、ステアリン酸)
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保湿力が高く、肌の水分を閉じ込める
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肌のバリア機能を強化し、乾燥や外部刺激から守る
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固まりやすい性質を持つため、低温では硬くなるオイルもある
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一価不飽和脂肪酸 (例: オレイン酸、パルミトレイン酸)
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肌なじみが良く、すばやく浸透
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エモリエント効果でしっとりした肌を保つ
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皮脂に近い成分のため、乾燥肌や敏感肌に適している
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多価不飽和脂肪酸 (例: リノール酸、リノレン酸)
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軽いテクスチャーで、皮脂バランスを整える
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ニキビ肌や脂性肌に適し、肌荒れを防ぐ
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酸化しやすい特性があるため、保存には注意が必要
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脂肪酸ごとの美容効果
脂肪酸名 | 美容効果 | 多く含むオイル |
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カプロン酸(C6:0) | 皮膚バリア機能をサポート、軽いテクスチャー | なし(化粧品にはあまり使用されない) |
カプリル酸(C8:0) | 抗菌・抗炎症作用、肌を清潔に保つ | MCTオイル、ココナッツオイル |
カプリン酸(C10:0) | 保湿効果、肌のバリア強化 | ココナッツオイル |
ラウリン酸(C12:0) | 抗菌作用、皮脂バランス調整 | ココナッツオイル |
ミリスチン酸(C14:0) | 保湿力が高く、肌をやわらかくする | パーム油、シアバター |
パルミチン酸(C16:0) | 肌の保湿・弾力アップ | シアバター、パーム油 |
パルミトレイン酸(C16:1) | 肌の老化を防ぎ、ハリを与える | マカダミアナッツオイル、シーバックソーンオイル |
ステアリン酸(C18:0) | 保湿力が高く、肌の柔軟性UP | シアバター、カカオバター |
オレイン酸(C18:1) | 肌なじみが良く、乾燥を防ぐ | オリーブオイル、アルガンオイル、モリンガオイル |
リノール酸(C18:2) | バリア機能をサポート、美白効果 | グレープシードオイル、ローズヒップオイル |
リノレン酸(C18:3) | 抗炎症作用、エイジングケア | 亜麻仁油、シソ油 |
アラキジン酸(C20:0) | 肌をしなやかに保つ、バリア強化 | モリンガオイル |
エイコセン酸(C20:1) | 肌の潤いを長時間キープ | モリンガオイル |
ベヘン酸(C22:0) | 肌をなめらかに整え、ハリを与える | モリンガオイル |
エルカ酸(C22:1) | 肌の水分を保持し、保湿力UP | モリンガオイル |
脂肪酸組成ごとの特徴を知ることで、
季節や体調で変わる肌の状態に合わせて、
効果的なオイルを自分で選べるようになります。
【第2章】モリンガオイル vs ココナッツオイル!
脂肪酸組成からわかる違い
モリンガオイルとココナッツオイル、
それぞれの特徴や適した肌質や効果を脂肪酸組成の割合から
解説&比較してみたいと思います。
モリンガオイルの特徴
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オレイン酸が豊富 で、乾燥肌やエイジングケアに最適
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保湿力が高く、肌をしっとりと整える
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抗酸化作用 が強く、シワやたるみの改善にも役立つ
ココナッツオイルの特徴
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ラウリン酸が豊富 で、抗菌・抗炎症作用が高い
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皮脂バランスを整え、ニキビや肌荒れを防ぐ
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ボディケアやヘアケアにも適している
モリンガオイル vs ココナッツオイル 比較表
特徴 | モリンガオイル | ココナッツオイル |
主な脂肪酸 | オレイン酸(73.5%) | ラウリン酸(49.16%) |
保湿力 | 高い | 中程度 |
抗酸化作用 | 強い(エイジングケア向き) | なし |
抗菌・抗炎症作用 | 低い | 高い(ニキビ肌向け) |
肌質 | 乾燥肌・敏感肌 | オイリー肌・ニキビ肌 |
おすすめの用途 | 顔のスキンケア、アンチエイジング | ボディケア、ニキビ予防 |
【まとめ】あなたに合う美容オイルを選ぼう!
美容オイルの選び方は、脂肪酸組成によって決まります。肌の悩みや目的に合わせて最適なオイルを選びましょう。
✅ モリンガオイルが向いている人
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乾燥肌や敏感肌:オレイン酸が豊富で、しっとりとした仕上がりに
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エイジングケアをしたい人:抗酸化作用が強く、シワやたるみを防ぐ
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なめらかな肌を目指したい人:ベヘン酸が肌をすべすべに整える
✅ ココナッツオイルが向いている人
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ニキビ肌やオイリー肌:ラウリン酸が抗菌・抗炎症効果を発揮
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ボディや髪のケアに使いたい人:しっかりとした保湿効果で乾燥を防ぐ
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敏感肌の方:肌のバリア機能をサポートし、健やかに保つ
どちらも美容に優れたオイルですが、自分の肌質や悩みに合わせて選ぶことが大切です。あなたに最適なオイルを見つけて、理想のスキンケアを始めてみましょう!
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