6月は世界環境月間 ということで、
Girls, be Ambitiousの商品が生まれるフィ リピンの環境保全に関するニュースを3回にわたってシェ アさせて頂きます。
1つ目のニュースは、フィリピンの環境を守る法律につい て。
フィリピンには世界でも珍しく子供たちに植林を義務付 ける法律があります。
GRADUATION LEGACY FOR THE ENVIRONMENT ACT という法律は、
小学校から大学まで、1人10本植林しないと卒 業できないという法律です。
若い世代に環境保全、持続可能な成長、生物多様性の大 切さを知ってもらう取り組みとして、この法律ができた そうです。
子供たちの成長と共に木も成長していく
木の成長を子供たちが見守り
またその子供たちが植林をして木の成長を見守る。
環境を守る循環が生まれる素晴らしい取り組み、法律ですね。
2つ目ニュースは、
フィリピンのプラスチックフリーの街について。
フィリピンでは2013年からプラスチックフリー(プラス
チック使用を禁止する)取り組みが市・町単位で始まっ
ています。
最初はマニラ首都圏の一部の市だけからスタートでした
が、今ではマニラ首都圏のほとんどの市、ボラカイ、エ
ルニド、バギオなどの観光地など地方都市にも取り組み
が広がっています。
具体的な内容は、
買い物袋のプラスチック袋使用の禁止。
代わりに紙袋、マイバック、生分解性プラスチック袋へ
の移行。
そしてストローやプラスチックカップの禁止などです。
この取り組みが始まってから、
フィリピンでは様々なエコ商品が生まれました。
特にストローは当初、紙ストローが主流だったのですが
、再利用できる竹のストローや金属製のストローなどが
出てきて、よりエコにそしてオシャレな商品が生まれて
きました。
これからもフィリピンでは
エコを楽しむマインドで様々なエコ商品が生まれてきそ
うです。
今回最後のニュースは、フィリピンのオシャレで機能的
なアップサイクルのプロダクトについて。
前回のニュースでシェアさせて頂いたフィリピンのプラ
スチックフリー(プラスチック使用禁止)の取り組み。
その中で、フィリピンではプラスチック・布・タイヤな
どをリサイクルして、
さらにオシャレさと機能性を加えたアップサイクルの商
品たちが生まれています。
例えば
◎お米などが入っているプラスチック袋やジュースのア
ルミパウチなどを長細いひもにして、格子状に織り上げ
て作る小物入れ
◎余った布を同じく長い紐状にして織り上げて作るバッ
グやインテリア雑貨などがあります。
ちなみに、格子状に織る技術は、フィリピンの伝統的な
工芸品の技法で、
昔からの知恵とリサイクルの知恵が組み合わせてできた
アップサイクルの商品たちでもあります。